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広目天には見えている・・ ならば接待は商法になりえるか? 接待と言うものは〝同じくともに食べる″ことである 酒や食事を共にするのは相手と共感するものがあるに違いない サラリーマン諸兄は少ない小遣いの中で毎日同じ人たちと同じようなことを語り合いながら過ごしている 会社は村落共同体ではある そのうち会社の金で飲めるようになったとしてもそれは甲斐性でもある 身内で飲み食いするのも必要なことだとしたら、 仕事をさせてくれる人を食事やお酒に誘う気持ちになるのも当然のことである ある人が言っていた 酒や食物は神饌(しんせん)であり、神事(仕事)が終われば直会(なおらい)である 直会までが神事である 直会は神の前で神とともに飲み食いすることである 接待の目的は顔つなぎであり、顔つなぎの目的は神の前での顔つなぎである 監督官庁に仕事の邪魔をさせないための顔つなぎなのだが・・ 「顔つなぎの目的は顔つなぎである」と言った そう言う意味で、あの社長の言うことは当たっているようだが ただ、陽の当たる場所ですればよいのである 神に隠れてすればそれすなわち高額接待(賄賂)であり、神の及び知らぬことであると 鯵庵(3.3.19) #
by tonbonaku
| 2021-03-19 08:45
| 閑話休題
この場合の接待と言うのが分かりにくい 風俗営業法に基づいて言えばキャバレーやナイトクラブ、待合、飲食店などを規定している 客の接待をして客に遊興又は飲食させる営業形態を言う 言い換えれば通常の飲食店の範囲を超えるサービスを提供すること そのサービスとは歓楽的雰囲気を醸し出す方法で客をもてなすことにある だから、しゃぶしゃぶ店は対象外であるが・・ノーパンしゃぶしゃぶは風営法の届けがいることになる 去年(令和2年6月)に内閣官房から各知事あてに 「接待を伴う飲食店の解釈について」という文書が出ている 飲食店と接待を伴う飲食店とは違うという この文書の面白いところは この場合の「接待」とは飲食店の接客従事者等によるものであるとことわったうえで 「企業による取引先等の接待」はこれに当たらないとしている わざわざ言わなくてもいいようなことを言った?のだろう 庶民や若者はB級飲食店や「接待を伴う飲食店」でしか接待を受けることが出来ないものだから 結局は店も経済も繁華街の火が消えることに辛抱するしかなかった その一方で、「接待を伴わない飲食店」での接待の方法が高度化したのである 高級飲食店で高価なものを食わし、口で接待し、お土産で接待する方法に変えたのである 賄賂の目的は色々あるだろう 金額にこだわっていては「接待」の形が見えない 世間は食欲と性欲で回っているのだから これだけは押さえられない・・・ 鯵庵(3.3.16) #
by tonbonaku
| 2021-03-17 09:37
| 閑話休題
成長する増大するという意味である。 <閑話休題> 20数年前にノーパンしゃぶしゃぶ事件があって、当時大蔵省の官僚が逮捕されたり処分された 逮捕されたのは、もちろん収賄(しゅうわい)罪である 贈収賄は飲食店での高額接待である 当時、贈収賄罪が成立するのは100万円だと言われた 当時はそれが相場だと言われた その時に同じく公務員には倫理規定というものが出来た 以降、要は5000円まではいいがそれを超えるときは割り勘にし、なおかつ役所に届けることになった 会食したかったら、自腹にしろということだが・・公務員の給料でそれはしんどい ということでそんなことはあり得ない 庶民に無縁な「高額接待」という言葉がまた出てきた だけど高額だけに驚いていたって、額だけでは贈収賄事件に発展しないようだ 今の事件は明るみになった額はそこまでは行ってないので、結局は検察は動かないと言われる ノーパンしゃぶしゃぶでなくとも高級な女性がいるクラブにでも通っていれば・・ 「接待を伴う飲食店」ということで事件の景色が変わる 金額の高いということだけなら公務員の倫理規定に違反しただけで刑事事件にならないのだろう コロナがらみで逆に「接待を伴う飲食店」の利用がなかったのかもしれない 世間広く見ればいかなることも賄賂(わいろ)になり得る 常に食えないものをほぼただで食わしてやるのは明らかに賄賂であるが ノーパンしゃぶしゃぶみたいに風俗営業の飲食店でないのが味噌みたい 人間はおおむね食欲と性欲で生きている 家族の問題と高級官僚の出世欲だけしか表に出てこないので事件にカスミかかっている 結局野党の追及も的がはっきりしない 接待の目的はと言えば「顔つなぎ」で 「顔つなぎの目的は顔つなぎ」という名答弁が出てくるのである 民間会社や社員には罪がないと開き直られる根拠になっている 二流の会社の一民間人が政府に代わって贈収賄事件にならないと国会で宣言した訳である NTTはそうはいかないかもしれない 鯵庵(3.3.16) #
by tonbonaku
| 2021-03-16 19:56
| 閑話休題
〈閑話休題〉 私の住んでる県の病床使用率はずっと30%だと言われてきた それでも入院を何日も待たされたうえ一人住まいの老女が自宅で亡くなった 最初は軽症だったが、県の基準では高齢なため入院の調整を行っていたという 県や市は今更ながら、これを「教訓」にするという その県が実は・・と言って、公表していた確保病床数を半数に修正した 医療を監視するのは国や都道府県の重大な仕事だ こんな地方の話題はニュースショウでもやってくれない 修正も横並び修正では正しい情報にならない 常識のズレは元々縮まらない 行政の嘘ほど市民にとって恐いものはない 鯵庵(3.1.20) #
by tonbonaku
| 2021-01-20 15:40
| 次は自分の番だ
仏法の北方をまもる 法を聞くことが最も多いされる 梵語を音訳すると毘沙門となる 〈閑話休題〉 若い人は本当はまだ運転は未熟だけど勇気もある 冒険心もあるし、まだ成長する 仕事なら仕方もないが とにかく走りたい、どこかへ行きたい 年寄りは実際の技術は若い時を超える しかし、体力は落ちてきた 車に乗ることが怖くなってきた それが総合評価である 大雪の中で立ち往生すればそれが本当の往生になる 車は必要だが、間違えば他人を巻き添えにして惨めなことにもなる 人生をかけてまで運転するものではない これを年寄りの不要不急という コロナの話である 鯵庵(3.1.13) #
by tonbonaku
| 2021-01-13 08:54
| 閑話休題
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